水彩模写(高学年クラス)
4月の高学年カリキュラムは「水彩(模写)」でした。先生たちのチョイスした有名画家の作品の中から、自分のお気に入りを選んで画用紙に水彩で描きました。中には、画集から他の作品を見つけて、それに取り組んだ子もいます。描く、作るだけでなく、鑑賞を深める意味合いも込めた課題です。
マティスの「静物」という作品です。複雑に構成されたモチーフや柄を、伸びやかなタッチで描きました。
マルケの「マイヤレイの競艇」という作品です。水面の波の色を変えて奥行きを出しているところに気がついて、自分でもチャレンジしてみました。
クレーの「青の上の果物」という作品です。とても横長の作品だったので、画用紙の中に枠を取って描きました。鮮やかな青が魅力です。
コローの「ナルニの橋(習作)」です。手前の丘から、奥の橋までの小川の奥行き感を、緑の色を変えながら表現しています。
同じくコローの「ファルネーゼの庭から見たコロッセウム」という作品です。建物のや木立の細部を大胆に省略して、力強い塗りで元気いっぱいの作品に仕上がりました。
今日紹介したのは全て4年生の作品です。新しく高学年クラスに加わった4年生は、4月に限り全員高学年カリキュラムに取り組みました。そして、その制作中に5月以降、カリキュラムと自由制作のどちらにするか、先生たちと相談して決めました。カリキュラムの内容によって、自由制作と行き来することもできるので、自分の興味を深めつつ、さまざまな表現にも触れて、幅を広げていってほしいと思います。
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