高学年カリキュラムに挑戦！（高学年クラス）
4年生から6年生が所属する高学年クラスでは、カリキュラムがきっちりと決まっていた低学年クラスと違って、自分の興味のあるものを深く探究していく「自由制作」がはじまります。
とはいえ、急に「なんでも好きなものを作っていいよ！」と言われても戸惑ってしまう子も少なくありません。そんなこともあり、4年生に関しては全員、4月から5月にかけては、一斉に高学年カリキュラム「カラーチャート＆グラデーション」と「色使い演習（モチーフを見て描く）」に取り組んでもらいました。その間に今後、何に取り組んでいくか、スタッフと相談しました。
カラーチャートでは３原色である、黄、赤、青の絵具の混ぜ方を工夫して12色環を作ります。低学年クラスでも同じ課題に取り組んだのですが、さすがに高学年になると、原理を理解して、手早く、正確にできる子が増えてきました。
グラデーションでは、先ほどの３原色に白、あるいは黒を少しずつ加えていって、明るさと色味の変化を確かめました。
この二つが終わってまだ時間に余裕のある子には、さまざまな色混ぜを試してみて、それぞれに名前をつけてもらいました。
「色使い演習（モチーフを見て描く）」では、前回の課題で体験した混色の原理を応用して、単純な色で終わらせないように工夫して描きました。紙のサイズも４つ切りと低学年の2倍です。また、野菜や果物だけでなく、布やお皿、ぬいぐるみなど、自分の描きたいものをモチーフに加えて描きました。
少し時間がかかっていますが、こんな絵を描いてみたい！とういう気持ちがすごく伝わる画面になってきたかなとおもいました。
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