モチーフを見て描こう！（低学年クラス）
低学年クラスの５月カリキュラムは「画材、色使い演習（モチーフを見て描く）」でした。
りんごやレモン、にんじん、カボチャなど、野菜や果物を目の前にして水彩絵具で描きます。
レモンを切ってもらって切り口を一生懸命に観察したり、りんごの色味の変化に興味を持つ子。りんごの形がただの丸ではないことに気がついたり、にんじんの模様の微妙な色合いを丁寧に追いかけたり、かぼちゃのタネのツブツブ感に挑戦したりと、それぞれが、モチーフと真剣に向き合っている感じが絵から伝わってきます。
「モチーフだけでなく、背景まで塗ってみよう！」と声がけしているのですが、ただ、一色で塗るだけでなく、文字や風景を入れたりとそれぞれが工夫を凝らしていました。この教室に来ている子どもたちは、やっぱり、自分で考えて、描いたり作ったりするのが大好きなんだなと、再確認しました。
今回紹介した作品は全て２年生のものです。少しずつ絵具の扱いにも慣れてきました。
絵からは伝わりませんが、授業の終わりに自分の使ったパレットや筆を洗って片付けるのですが、それもだんだん要領が良くなって、手際良く綺麗にできるようになっているところも頼もしく、成長を感じます。
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