画材・色使い演習「モチーフを見て描く」(低学年クラス)

5月の低学年クラスは「画材・色使い演習(モチーフを見て描く)」というテーマで水彩画に取り組みました。4月の「水彩の準備/カラーチャート&グラデーション/水彩技法」で学んだことを、実際に目の前に野菜や果物のモチーフを置いて、実践するという狙いです。

「じっくりとモチーフを観察して描く」というのが一つの目標になっているのですが、りんごやレモンの微妙な凸凹を発見したり、玉ねぎのスジスジに赤い色を感じ取ったりと、子どもたち自身にも多くの気づきがあったようです。

それだけでなく、モチーフからどんどんイメージを広げていって、背景に工夫を凝らしたり、モチーフから連想される登場人物を加えたりして、個性的に、そして楽しげに取り組んでいる姿が印象的でした。

今回紹介したのは、全て2年生の作品です。水彩絵具だけでなく、クレパスを併用してはじき絵で表現したりなど、それぞれに工夫を凝らしているところは、さすがです。

4月、5月と絵具を使う課題が続きましたが、6月は陶芸と油粘土を使った「そっくり野菜」のカリキュラムです。平面、立体のバランスの取れたカリキュラムで、さまざまな方向に造形能力を伸ばしていってほしいと思います。


Facebook Instagram Twitterでも作品紹介を行っています。
よろしければフォロー、いいねをお願いします。