贅沢な土遊び

アトリエ新松戸子ども絵画造形教室、低学年クラスでは、学校の夏休み期間に「陶芸」をやりました。

皆さんは小さい頃に泥んこ遊びをしたでしょうか。
昨今は衛生面などの理由により公園から砂場を撤去した、という話を時折聞くので、そういった遊びも減っているのでしょうか。

いずれにしても“砂や土に触れる”という行為は、大きくなるにつれ珍しくなっていくと思います。
そこで今回、本格的な泥んこ遊び─陶芸─を通じて思う存分土に触れてもらおうと夏休みスペシャル企画を立てました。

アトリエ新松戸カルチャー教室の陶芸クラスから梅澤先生を招いての特別授業です。

初心者にも作りやすい湯飲みかお茶碗(小鉢)がお題でしたが、お皿を作りたいという子にはそちらの指導もしました。
中にはオブジェを作った子もいます。

一見高さのないお皿は湯飲みなどより簡単そうですが、ちから加減の分からないうちは付けようとした紋様が貫通してしまったり、なかなか平らにできなかったり、意外と難しいのです。
しかしそうした失敗をしてもまた練って形成すればよいのが陶芸の楽しいところ。
みんな練って練って練りまくって手加減を知り、形にすることができました。

次は釉薬の工程です。
釉薬は5種類の中から好きなものを選びます。

いつもそうなのですが、子ども陶芸では空色が一番人気です。
他はちょっと渋すぎるのでしょうか。

ただやはり中には見慣れない色を使ってみようという子もいて、窯の中の彩りは十分。
窯出しがこちら↓。

梅澤先生曰く、今年は湯飲みにしても大ぶりな作品が多いとのこと。
これは土を練ってよく延ばせたキッズが多かったということです。

お家で大切に使って下さいね。

さて次回からは・・・今年もやります自由制作展

今年は昨年以上のキッズ(総勢40名)が参加します。
再び力作が集いますよ、ご期待ください。