よ~く観察して、水彩で描いてみよう!

このところの長雨で、気温も一気に下がってきました。慌てて、コートやセーターを出した人も多いのではないでしょうか。

9月のカリキュラムは「画材、色使い演習(モチーフを見て描く)」でした。学校の図工の時間の中で、目の前にモチーフを置いて描くという機会はずいぶんと少なくなっているそうです。想像の世界を描くのもいいですが、目の前に果物や野菜を置いてよく観察したうえで描くと、普段何気なく見ていたものからいろんな発見があって、世界が広がっていきます。そんな体験をしてもらいたくて、毎年一度は行うカリキュラムになっています。

先生のデモンストレーションの後、各自モチーフを選んで描いていきました。今回は特に水の混ぜ方によって色の濃淡ができること、混色によっていろいろな色ができることに注目してもらいました。さらに、画面全体に意識を向けるために必ず背景も描くようにしました。

個性豊かな作品が出来上がりました

同じモチーフでも、子どもによって色や形は様々です。それぞれの興味と観察の結果が個性豊かな作品に結び付きました。答えが一つではないことを実感できたのではないかと思います。


11月に行うWEB展覧会。作品の再撮影などをしながら準備をしています。子どもたちの作った作品は、すべてデジカメで記録しているのですが、以前の作品と比べてみると成長が感じられてなんだかうれしくなってきます。

開催時にはこのブログでもお知らせしますので、ぜひご高覧ください。